
株式会社遊覧座 代表の斗澤(とざわ)です。2021年7月18日、岡山県岡山市にある大元 宗忠神社の武道館にて、親子を対象とした和太鼓体験ワークショップを開催しました。
午前と午後の2回開催。子ども約50名、大人約50名、延べ100名近くの方々に参加いただきました。参加者の皆様から大変嬉しいお言葉もいただき、とても充実した回になりました。少し振り返ってみます。
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ワークショップの流れ
今回は子どもたちもたくさん参加してくれたので、とにかく楽しくたくさん叩けるメニューを揃えました。
【開催前】集合・受付
今回は太鼓を打ったことのない子供たちがほとんどだったので、いろんな種類の太鼓を打ってみてほしいと考え、4種類の太鼓を用意しました。




今回は岡山での開催ということで皆さま車で来られる関係から、30~45分程度早めに到着される方が多かったです。

早く来た子どもたちは開催まで30分以上待たなくてはいけないということで、退屈させてしまわないかとても心配だったのですが、そんな心配もつかの間!バチを渡された瞬間から太鼓を叩く叩く!

開始前から皆さん興味深々で太鼓を打つので、急遽マイクを使ってのアナウンスを余儀なくされました(笑)
バチを持ち、目の前に太鼓があれば叩いてしまうのが人間の性なのでしょうか。それほど日本の文化として根付き、血で欲しているものなのかもしれません。
【メニュー1】準備体操
和太鼓体験ワークショップがスタート!まずは準備体操から。今回は親子体験でしたので、運動不足の大人の方もたくさんいらっしゃるということで、ケガなきよう入念にストレッチしました。

更にはブラジリアンステップといって、跳ねながら手で足先をタッチする運動も。子どもも大人も一緒に体を温めました。準備体操から本格的に体を動かして、ボルテージを高めていきます。

【メニュー2】基礎練習
さあ太鼓を叩くわけですが、まずは基礎から。バチの持ち方、構え方、太鼓を叩く位置、叩く時のイメージ。これだけで抜けのある良い音を出せるようになり、1時間の体験がとても充実します。子どもたちも真剣に教わってくれました。

【メニュー3】リズムの練習
そして早速、和太鼓でリズムを打っていきます。講師が丁寧にナビゲート。

小さい子やうまくできない子にも、数名体制でサポートスタッフが付きました。

【メニュー4】やまびこゲーム
リズムに慣れてきたら、和太鼓体験ワークショップの名物メニュー。和太鼓を使ったゲームです。今回はやまびこゲームと文字たたきゲーム。
真ん中で1人がフレーズを叩いて、その後で回りの人たちが真似をする。「ドンドンドン(ハイッ)ドンドンドン」といった感じ。

これがどんどん速くなったり、フレーズが難しくなっていくので、どこまでついていけるかをチャレンジします!子どもも大人も必死に食らいついてました!

また、今回は岡山の開催でしたので、「ももたろう」や「きびだんご」などの言葉を使ったリズムゲーム「文字たたきゲーム」も行いました。
【メニュー5】みんなで大合奏

様々なゲームメニューを楽しんだ後は、腕がちぎれるまでとことん太鼓を打ち込んで全身のパワーを出し切ります!余計なことは考えず、目の前の太鼓と向き合って、ひたすらに腕を振り続けます。

最後はどんどん速くなる打ち込み。これでもかと全身全霊で子どもも大人も太鼓を打ち続けました。フィニッシュした後はとてつもない爽快感と心地よい疲労感に襲われます。
【メニュー6】プロの演奏披露

最後は講師とサポートスタッフによるプロの演奏を披露。午前と午後、それぞれの部で2曲ずつお届け。
太鼓ってメロディがないので、退屈する子どももいるかも?なんて心配をしてましたが全員釘付けでした。
自分たちが太鼓に触れたことで、その楽しさや難しさを体で感じた後のプロの演奏は、特別なものとして目に映ったのかなと思います。ご来場アンケートでは最後の演奏に感動したといったコメントを多くいただき何よりでした。
参加者の声
ワークショップ終了後はアンケートにて、たくさんのコメントをいただきました。


「子どもが普段タブレットとかを見てばかりなので、体を動かす体験をさせてあげたかった」
「何か和文化に触れさせてあげたかった」
「親子で手軽にできる体験を探していて、1時間で和太鼓を叩くのはとても良いなと思った」
「子どもがやってみたいと言って連れてきたけど、実は親である自分が昔から興味があってやってみたかった」
「最後の演奏に感動して、終わった後は動けなかった」
「たくさんの音と振動を浴びて、頭の中がさっぱりした」
「何か子どもが自分からやってみたいと思えるものを見つけてあげたかった」
「お祭りも少なくなって、なかなか触れることのできない日本の文化を知ってほしかった」
特に印象的だったのは、子どもたちが家でタブレットをみたりゲームをしているので体を動かしてほしい、少なくなった和文化に触れる機会を作ってあげたい、といった親の気持ち。
そして意外だったのは、実は子どもよりも自分がやってみたかったという親の好奇心。お祭りで育った世代であれば、何か懐かしく心地よい響きが太鼓にはあるのかなと思いました。
運営団体
主催:
公益社団法人 日本芸能実演家団体協議会
geidankyo.or.jp/
ART CARAVAN OKAYAMA PROJECT 実行委員会
art-caravan.com
企画・運営:
株式会社遊覧座
https://yuranza.com/
ワークショップ講師:
旗元企画 神谷俊一郎
shun-matoinokai.com/
関連サイト
当ワークショップは全国どこでも出張対応が可能です。下記関連サイトをご参考の上、いつでもお気軽にお声がけください。
和太鼓体験ワークショップ 公式ページ
https://yuranza.com/wadaiko-workshop
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