和楽器×森の野外劇場「詩灯篭(うたとうろう)」とは?

和楽器×森の野外劇場「詩灯篭(うたとうろう)」とは?

株式会社遊覧座 代表取締役の斗澤 将大と申します。弊社で企画・開催している日本文化×デジタルデトックスな野外ライブイベント「詩灯篭(うたとうろう)」について、ご紹介させていただく記事になります。

2022年10月8日、愛知県にて開催ですので、ご興味をお持ちいただいた方は詳細をチェックいただけますと幸いです。

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詩灯篭 とは?

詩灯篭(うたとうろう)とは、愛知県美浜町の森の中にて、年1回ペースで開催する野外ライブイベントです。

株式会社遊覧座旗元企画 神谷俊一郎氏による共同企画であり、自然空間に包まれた野外ステージを舞台に和楽器や日本舞踊といった日本の伝統芸能によるパフォーマンスが演じられ、自然と和の旋律や精神性が一体化する日本古来の美の感覚を追体験いただけます。

詩灯篭 – 和楽器 × 森の野外劇場【遊覧座】

風の音、木々の揺れる音、鳥の声、虫の声などの自然環境音が、揺らぎある旋律を奏でる和楽器の演奏によく馴染み、日本文化を堪能できながら、昨今の情報社会におけるデジタルデトックスなひと時として、ご堪能いただけます。

2021年は情勢も鑑みて100名限定の開催とさせていただき、広告宣伝に力も入れずに進めましたが、延べ116名のお客様にご参加いただき、大盛況に終演いたしました。

詩灯篭 ギャラリー(一部抜粋)
詩灯篭 ギャラリー(一部抜粋)

イベント情報

イベント名:
 詩灯篭(うたとうろう)
日時:
 2022年10月8日(土)
 16:00開場 / 17:00開演(19:30まで)
会場:
 The Mountain Plaza® / 山の広場®
 (愛知県知多郡美浜町布土菅苅108-1
出演者:
 加藤おりは(舞踊家)
 羽田康次(和太鼓)
 頴川奈津子(箏)
 青木崇晃(和太鼓)
 山川慎平(和太鼓)
 小林遼太(和太鼓)
 成田雄智(ライブペイント)
 神谷俊一郎(和太鼓 / 演出)
チケット:
 5,000円(中学生以下は無料)限定150名
 ※会場受付にて現金清算となります。
参加申し込み:
 https://utatoro.yuranza.com/
主催:
 株式会社遊覧座
共催:
 旗元企画 神谷俊一郎

詩灯篭2022 アートボード(表)
詩灯篭 アートボード(表)
詩灯篭2022 アートボード(裏)
詩灯篭 アートボード(裏)

詩灯篭が目指すもの

詩灯篭(うたとうろう)」は、日本文化を本当の意味で伝統とすることを目指しています。

和楽器、舞踊、能、茶道、雅楽、歌舞伎など、日本には多くの伝統文化が残ります。これは日本古来の人々が、その時代の社会文化や産業構造の中で慈しみ、育んできたものと思います。例えば和楽器を1つとっても、そこには旋律としての美しさ、楽器の工芸品としての素晴らしさ、そして日本は日常の物事に精神性を見出す「道」という深みが存在します。

その1つ1つを伝承(伝えて、それを承る)するのではなく、本当の意味での伝統(伝えて、それを現代にあった形に統べる)として、必要とされる存在に変え、誇れる存在に変え、現代や構成へ残していきたいと考えています。

森の中に響き渡る太鼓の振動
森の中に響き渡る太鼓の振動

詩灯篭(うたとうろう)」の1つの顧客価値としては、デジタルデトックスにあります。デジタル化が急速に進む現代の情報社会において、五感を刺激される体験やコミュニケーションが相対的に減りつつあります。

そんな現代の人々へ、和楽器と自然空間による究極のデジタルデトックス体験として、詩灯篭を感じていただきたい想いがあります。デジタルデトックスという言葉は、デジタル化が進む現代において登場したもの。日本古来より慈しまれた和楽器や自然による風流体験を、現代ならではの体験価値に変換して、届けていきます。

風の音や鳥の声と調和する和楽器の旋律
風の音や鳥の声と調和する和楽器の旋律

ただ、デジタルデトックスはあくまで顧客価値の1つにすぎません。今後、社会に必要とされているニーズに対して、様々な形で応えていきたいと考えております。

詩灯篭 名前の由来

詩灯篭(うたとうろう)」は一貫して、日本古来より愛してきた伝統文化や風流を慈しむ心を、和楽器と自然のハーモニーを通じて、現代や後世の人々に求められる形で残していきたいという想いがります。

<詩>
言語の表面的な意味ではなく、美学的・喚起的な性質を用いて表現される文学の一形式。
 →和楽器はいわゆるエンタメの音楽と一緒にくくれるものではなく、その存在に日本の美学や文化が見えるもの。それを「詩」と表現。

<灯篭>
古来より伝わる照明器具。道に迷わないための灯。
 →日本人の原点である風流に立ち返り、デジタル化が進む現代であってもその魅力を感じ続けたい、その灯でありたいという想いから。

表面的でただ伝統と呼ぶだけの和楽器や日本舞踊ではなく、日本古来の人々が慈しんだ背景や精神性を踏まえて、現代の人々に追体験をしていただく。デジタル化が進むこの情報社会において、道を照らす灯のようなイベントでありたいという想いから、「詩灯篭(うたとうろう)」と名付けました。

詩灯篭 イメージボード
詩灯篭 イメージボード

そしてこれこそが伝承(伝えて、それを承る)ではなく、本当の意味での伝統(伝えて、それを現代にあった形に統べる)なのだと信じております。

会場「山の広場®(愛知県美浜町)」について

詩灯篭(うたとうろう)」は圧倒的な自然空間でのステージを必要としています。和楽器の旋律と自然との調和こそが、日本古来より慈しまれてきた風流体験であるからです。

愛知県美浜町にとても素敵な会場があります。愛知県美浜町にある「The Mountain Plaza® / 山の広場®」です。

「山の広場」The Mountain Plaza

ヒメナ・エルゲダさんとスティーブン・ウォードさんが16年間もかけて制作されたソーシャルエンゲージドアートプロジェクト(アートや空間を起点に、人々が繋がりを持ち、コミュニティが生まれる)。

2,000人以上ものボランティアの人々の協力を経て完成した巨大な焼き物からなる野外劇場では、音楽・現代美術・自然・デザインなどに関する国際的なイベントが数多く開催されています。

自然空間に制作された焼き物の野外劇場
自然空間に制作された焼き物の野外劇場
反響板の中は濃く色づいた「赤」や「茶」のグラデーションに囲まれる
反響板の中は濃く色づいた「赤」や「茶」のグラデーションに囲まれる
巨大な焼き物を現地でそのまま制作・焼成することは2万6000年もの歴史の中で初の試み
巨大な焼き物を現地でそのまま制作・焼成することは2万6000年もの歴史の中で初の試み

詩灯篭(うたとうろう)」の開催にあたり、企画主旨をヒメナさんやスティーブンさんに伝え、この山の広場®で共創できることを確信し、会場として利用させていただくに至ります。

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